日本郵船トップページへ戻る

日本郵船ネイチャーフェローシップ  参加者の声

プログラム概要参加者の声当社の社会貢献活動アースウォッチとは
トップに戻る
写真

キッズイベント開催

 2008年11月22日、日本郵船歴史博物館にて小学校3〜6年生を対象にした「海の動物おもしろ教室」を開催しました。参加学生がプロジェクト内容や訪問した国、海の動物のおもしろ知識を子どもたちに伝えました。

 また、参加学生と子どもたちは一緒にオリジナルランチョンマットとはし袋を作り、楽しみながら海の大切さについて考えました。

第3期生プロジェクト報告

南アフリカのペンギン 三井優子さん   カリフォルニアのサメとエイ 島田絵美さん
セントローレンスのミンククジラ 豊田祐見さん ギリシャのバンドウイルカ 入江理沙さん
カリフォルニアのラッコとイルカ 粟田麻理亜さん  
第1期生プロジェクト報告 第2期生プロジェクト報告 第3期生プロジェクト報告
第5期生プロジェクト報告 第6期生プロジェクト報告 第7期生プロジェクト報告
第4期生の派遣は新型インフルエンザの影響により中止となりました。
南アフリカのペンギン [2008年8月4日〜8月15日] プロジェクト中に支えてくれたメンバー
プロジェクト中に
支えてくれたメンバー
立教大学 三井優子さん
プロジェクトに参加して
 動物介在療法・活動に興味があり、大学だけでは学ぶことのできない動物環境の現場を間近で見たいと思い、このプロジェクトに参加しました。南アフリカではたくさんの野生動物に会い、生き生きとした姿を見ることができ、とても感動しました。また、プロジェクトの体験を通して、「動物介在療法・活動を、動物の権利を軽視したままで絶対に成立させてはいけない」とさらに強く感じるようになりました。
 私は心理学科生として人の心のケアにも尽力したいと思っているため、動物介在療法および活動を提供する人に対して、このようなメッセージを継続的に訴えたいと考えています。また、人と動物の両方の立場に目を向けて、両者の仲介役になりたいです。

詳しくはPDFにてご覧いただけます。(PDF:948KB)

調査の紹介
フリッパーの長さを測定
フリッパーの長さを測定
 ペンギンの雛のモニタリングを行いました。チーム内で担当場所を決め、2日間で30羽の雛について、成長段階、体重、クチバシとフリッパーの長さを記録しました。ペンギンの成長の指標は人間とは異なり、身長ではなくクチバシやフリッパーの長さが目安になるそうです。また、成鳥に一番近い成長段階の雛の体重が3キロほどあり、人間の赤ん坊の体重と同じくらいであることが分かりました。この作業は今年度初の試みだったため、得られたデータはロベン島近辺の他の島の結果と比較されます。


カリフォルニアのサメとエイ [2008年8月18日〜8月27日] 世界各地から来たボランティアと共に
世界各地から来た
ボランティアと共に
東京海洋大学 島田 絵美さん
プロジェクトに参加して
 今回参加した調査では、ボランティアの服装、帽子、バッグ全てに色に関する指定がありました。着用する色は青(紺)、緑、黒の「アースカラー」のみで、かなり厳しく注意を促されました。これは、保護区域で密漁していると間違われないための決まりであるとともに、環境の中に存在しない色を着用することで野生動物へ負荷を与えないようにするという配慮でした。
 普段生活している中では気にも留めない自分の服装の色が、野生動物に影響を与えているなど考えたことがなかったので、調査に対する姿勢に驚かされました。そして、自然を相手に調査を行う場合、どんなことにも細心の注意を払わなければならないということを感じました。

詳しくはPDFにてご覧いただけます。(PDF:692KB)

調査の紹介
調査で捕獲したサメ
調査で捕獲したサメ
 野生動物にストレスを与えないよう、調査は3時間で区切られていました。調査場所のエルクホーン湿地帯で、潮汐で水深の変わるポイントに網を張り、3時間で変わる水深によって移動してくる動物を捕獲し、タグをつけ、体長を測定し、写真を撮影します。以前につけたタグが残っている個体については、そのタグナンバーも記録します。また、調査開始から10分ごとと、個体を捕獲した時間の水深と水温を記録しました。捕獲した28匹のうち3匹には以前の調査で付けたタグが付いていたため、数年前からこの湿地帯を生息地としていることが分かりました。


セントローレンスのミンククジラ [2008年8月31日〜9月11日] 大家族になったようなボランティアと
大家族になったような
ボランティアと
帯広畜産大学 豊田祐見さん
プロジェクトに参加して
 ボランティアメンバーとの出会いはすばらしいものでした。私も含めた5人のボランティアの年齢は21歳から76歳(!) と幅広かったのですが、まるで大家族のように毎日を楽しく過ごすことができました。国や世代を超えた彼らとの出会いはとても新鮮で、私にとってかけがえのないものとなりました。
 充実した12日間を過ごすことができ、出発前に感じていた不安はあっさりと裏切られました。調査に参加して感じることのできた、新しいことにチャレンジすることへの不安とその後の達成感は、普段の生活の中では得がたいものです。初めての場所で初めて出会う人たちと共に1つのことをやってみる、というこの活動は何かを変えていくヒントになるのではないかと思いました。

詳しくはPDFにてご覧いただけます。(PDF:3.2MB)

調査の紹介
ミンククジラの採食行動
ミンククジラの採食行動
 調査では、ミンククジラの背ビレを見つけると「ミンキー!3時の方向、ボートから100mくらいのところ!!」などと声をあげ、研究者に知らせます。皆、親しみをこめてミンククジラのことを「ミンキー」と呼ぶのです。研究者はボートを走らせその場所に向かい、カメラを構えてミンキーが再び水面に現れるのを待ちます。およそ5分に1度の頻度で呼吸のために水面に現れます。「ブホー」というなんとも言えない潮吹きの音で、私たちは再びミンキーの姿を捉えることができます。調査期間中には1日に20頭ほどのミンキーに出会うことができました。


ギリシャのバンドウイルカ [2008年9月1日〜9日] 国際性豊かなボランティアメンバー
国際性豊かな
ボランティアメンバー
早稲田大学 入江理沙さん
プロジェクトに参加して
 研究者のJoanが話してくれた「アンフラキコス湾は、イルカのhomeでもあり人間のhomeでもある。本来、イルカの保護は、地元住民の生計や収入の保護に何ら優先権を持たない」という言葉により、私は保護に必要な人間側の視点を忘れていることを気づかされました。Joanは自ら調査地であるボニッツアの町に住み、地元住民や漁師とのネットワークや良好な関係を築いていくことに対して、イルカの調査と同様に力を注いできました。
 調査を始めてから約8年経った今では、漁師や地元住民もイルカが湾内でどれほど重要な生物学的価値があり、保存すべき対象であるかということに一定の理解や関心を示し、協力的な姿勢を取るようになったそうです。この変化をもたらしたことこそが、Joanたち研究者が長期的に遂行してきたバンドウイルカの「保護」なのだと私は考えました。

詳しくはPDFにてご覧いただけます。(PDF:4.7MB)

調査の紹介
調査中に数回遭遇したイルカの親子
調査中に数回遭遇した
イルカの親子
 私が参加したチームでは、約1,000枚の撮影写真と1日約3時間半の計約25時間に及ぶ地理情報システム機器のデータ、イルカの新生児の発見、アカウミガメの爪標本、約10枚の魚鱗採取などの成果を得ました。これらのデータは、プロジェクトの研究者が所属しているTethys Research Instituteが蓄積してきたバンドウイルカのデータベースの一部となります。7日間という短い期間で収集したデータは全体的に見れば非常に少なく、ボランティアだけでは滞在期間中に処理が終わらなかったものも多々ありましたが、正規の科学的調査結果として扱われ、イルカの個体や群れの動態把握、そしてアンフラキコス湾の海洋環境の継続的な情報収集に貢献できました。


カリフォルニアのラッコとイルカ [2008年9月13日〜22日] ボートで探査中 自然を五感で感じられた
ボートで探査中
自然を五感で感じられた
同志社大学 粟田麻理亜さん
プロジェクトに参加して
 調査地モントレーでは、地域全体が環境保全に取り組んでいました。例えば、スーパーの紙袋は有料で、袋には次回の清掃日が書かれていました。また、水族館では、洗面所の御手拭き紙の容器に「paper=trees」と書かれてあったのが印象的でした。その他にホテルでは、モントレーの美しい風景やイルカが描かれた紙に節水についての協力が書かれていました。
 日本では、地球環境問題に対し、地球温暖化ばかりがクローズアップされることが多いですが、それは日本で生活する人々にとって危機感や実感を与えにくいと思います。エコ活動にしても「地球温暖化のために」と投げかけるのではなく、まずは地域の自然保護のためにできる具体的な問題を提起し、人々にとって身近なところから地球環境問題に関心を持ってもらうのが大切だと思いました。

詳しくはPDFにてご覧いただけます。(PDF:2.1MB)

調査の紹介
背びれの型を紙に写している様子
背びれの型を
紙に写している様子
 野外調査時に撮影した写真を用いて、背びれの傷や形を詳しくチェックし、今までの調査で整理された背びれのカタログの中に、同一のものがいないか識別しました。また、背びれの傷や形は写真よりも紙の方が見やすく、背びれの大きさを揃えるためにも、プロジェクターで倍率を調節して壁に映し出し、背びれの型を紙に写します。それは、イルカが遊泳中に撮影した写真のため、背びれの傾きが一枚ずつ異なる(例えば水面に浮かび上がってきた瞬間や水中に潜る瞬間)ためです。そして、その写し終えた紙に、イルカの名前とカタログナンバーや、他の場所で研究しているチームが識別したイルカであれば、そのチームのカタログナンバーも記載します。


Adobe Reader PDF形式のファイルをご覧いただくには、最新のAdobe Reader(無償)が必要です。
ページトップに戻る