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日本郵船ネイチャーフェローシップ  参加者の声

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写真

第2期生プロジェクト報告

ベリーズのマナティーとイルカ   南アフリカのペンギン
カリフォルニアのラッコとイルカ スペインのイルカ
ギリシャのバンドウイルカ

第1期生プロジェクト報告 第2期生プロジェクト報告 第3期生プロジェクト報告
第5期生プロジェクト報告 第6期生プロジェクト報告 第7期生プロジェクト報告
第4期生の派遣は新型インフルエンザの影響により中止となりました。
ベリーズのマナティーとイルカ 2007年8月4日〜17日
世界各地の
ボランティアとともに
早稲田大学 中里友紀さん
プロジェクトに参加して
 東京で流れる時間は、とても人工的で何かに追い立てられるような日々でした。しかし、ベリーズの海でマナティーやイルカたちと共有した時間、その感動は私の心の中で行き続け、自然の壮大さと自由を思い起こさせてくれました。 また、ベリーズのマナティーとイルカプロジェクトの研究者ケイティの姿勢から、「環境問題」に対する取り組みは、まず「自然を愛することから始まる」という確信を強めました。私は自然の美しさとともに、その自然を愛し守り続けている人々の活動を写真で多くの人々に伝えたいと思います。写真を通し、研究者と社会のブリッジとなることで環境を守ることを今後の人生において自らのライフワークとしていきたいです。

詳しくはPDFにてご覧いただけます。(PDF:132KB)

調査の紹介
海藻の密度をチェックする
海藻の密度を
チェックする
 海草サンプルの採取作業では、まず一人が方位磁石とブイを持ってボートから泳いでいきます。ブイを置いた場所を中心に手分けをして、東西南北に1メートル四方の白いプラスティックでできた100個マス目がある器具を海底に置きます。海草の生えているマス目を数えてプレートに記入し、1メートル四方の海草の密集度を測ります。作業は繰り返し行われるため体力を要するだけでなく、作業中にマナティーを目撃した時には手足を動かさず水に浮く姿勢を取るなど、マナティーの生活を人間が侵さないように注意しました。


南アフリカのペンギン [2007年8月20日〜31日]
調査をともにした
ボランティアは親友に
日本獣医生命科学大学 加藤ゆかりさん
プロジェクトに参加して
 12日間の滞在で最も衝撃を受けたことは、ロベン島に打ち上げられるゴミの多さです。ゴミのパッケージを見ると、ほとんどがケープタウンの大きなスーパーで見かけたお菓子やジュースなどでしたが、中には日本製らしきものもありました。また、鋭く尖ったボトルの切れ端や絡んだ釣り糸のすぐ横でペンギンが歩く姿も見られました。私たちが海岸掃除をしている最中にロベン島を訪れたバスに乗った観光客は、私たちやペンギンに気付くことなく通り過ぎ、1時間ほどで観光ツアーを済ませ、ゴミだけを残してロベン島を去っていきました。
 私はこの体験をふまえて、早速帰国後に南アフリカから持ち帰ったゴミでアート作品を作りました。今回痛感した「もどかしい気持ち」を作品に変え、さらには将来、動物の代弁者になれるような表現者になりたいと思います。

詳しくはPDFにてご覧いただけます。(PDF:280KB)

調査の紹介
一番の笑顔。お腹はやわらかかった。
一番の笑顔。
お腹はやわらか
かった。
 2000年ケープタウン沖の重油流出事故の際、油まみれになったペンギンに付けられたシリアルナンバー入りの金属製バンドが現在老朽化し、生体に必ずしも安全とは言い難いため、プロジェクト8日目にシリコンゴムバンドに付け替える作業を行いました。ペンギンは唯一の武器である鋭いくちばしで俊敏に突っついてくるため、持つ際は頭蓋骨を後ろからしっかりと固定します。鋭い後肢の爪にも十分注意し、押さえ役、バンド付け替え役の二人がかりで手際よく作業を進める必要があります。それが済んだら、カメラでお腹についている黒点模様を写真に収めるため、腹が張るように固定します。このお腹の模様は人間の指紋のように皆違うため、パソコンの映像解析によって個体識別に役立たせるのだそうです。


カリフォルニアのラッコとイルカ 2007年8月27日〜9月5日
調査船に乗って調査地へ
帯広畜産大学 段 麻優子さん
プロジェクトに参加して
 調査中、近くでサーファーがサメに襲われて大怪我をする事故が報じられました。新聞にはサメに大きく噛み千切られたサーフボードの写真が掲載されていました。目撃者によると、イルカたちが周りを泳いでサーファーからサメが遠ざかるように警戒しているようだったとのことでした。イルカたちが自分たちの子どもを守るために取っていた行動か、人間を守るために取った行動かは分かりませんが興味深い話でした。この情報は、私たちが調査していることを知っている地域の人から得ました。調査中も観光客、地域の人と話す機会が多く、スタッフが丁寧に対応しており、レンジャーを含め周りの人々の理解があるからこそスムーズに調査を行うことができ、貴重な情報を得ることができました。フィールド調査では地域と密着して、周りからの理解と協力を得ることが大切であると感じました。

詳しくはPDFにてご覧いただけます。(PDF:86KB)

調査の紹介
ラッコの「行動」を観察
ラッコの「行動」を観察
 調査地を17のエリアに区分してラッコの個体数などを船上で調査します。調査項目は、「性別」、「年齢」、「ラッコを見つけた緯度・経度」、毛づくろい、休憩、捕餌といった「行動」です。また、観察地のビーチは船場に近いのでボート・カヤックなどの行き来が多く、それがラッコの行動にどのような影響を与えるかを海岸から調査しました。海岸からラッコを観察する場合には、15分毎に1人が双眼鏡でラッコの行動を観察し、もう1人が記録をします。調査項目は「気温」、「風速」、「風温」とそれぞれの「行動」をとっている個体数などです。夜間の調査ではラッコが活動しているか否かのみを30分毎に観察しました。


スペインのイルカ 2007年9月1日〜12日 GPSとコンパスで進路をチェックしながら操船
GPSとコンパスで進路を
チェックしながら操船
東京大学 佐々木正憲さん
プロジェクトに参加して
 せっかくスペインまで来たのだから、研究者に対して何かしら有意義なお手伝いがしたいと意気込んで始まったボランティアでしたが、初日を始め期間中の何日かは風などの条件が悪く海に出られませんでした。僕としてはもう少し積極的に海に出てもいいのではないかと感じましたが、研究者の方々の「今日がだめでも明日があるよ」という決して焦ることのない姿勢を見て、きっとこれが自然のペースなのであろう思い、自分を含め都市に生きている人々のあくせくとしたペースとのギャップというものを感じました。また、太古の昔から変わっていない自然のペースと、ますます速くなっている人間の生きるペースとのギャップが環境問題を加速度的に進行させているのではないかとも思えました。

詳しくはPDFにてご覧いただけます。(PDF:222KB)

調査の紹介
時にはウミガメを捕獲することも。発信機をつけて海に放す
時にはウミガメに
発信機をつけて
海に放すことも
 調査船トフテバーグ号では、操船の仕事がありました。船長のリックに北を0度、東を90度とした角度で指示され、次の指示があるまで船の針路を保ちます。波や風の影響ですぐ船の方向が変わってしまうので、それらが強い時は方向を保つだけでも苦労しました。トフテバーグ号では海の上でもゆったりと時間が流れており、1時間同じ観察の仕事をしているとウトウトしかけてしまう時もありました。そんな時でも、クジラ目発見の合図である「Sighting!!」の掛け声が飛ぶと一気に目が覚め、デッキ後部の舵に急いで向かい、「なんの種類だろう」「何頭くらいいるのだろう」とドキドキしながら船を近づけていきました。


ギリシャのバンドウイルカ 2007年9月11日〜19日 青い海の上でイルカの調査
青い海の上でイルカの調査
慶応大学 堀 元子さん
プロジェクトに参加して
 私は、「海洋汚染」「種の保全」と言われても、どこか遠いところで起こっている自分には関係のないことのように思えてしまうことが時々ありました。「環境問題に興味があるんです」と人に話す時、なんだか歯がゆいような、恥ずかしいような気持ちになることもありました。しかし今では、自分の見てきた光景や、頬にあたる風の感触をありありと思い出すことができます。あの海がどんどん汚くなっていく様子を想像すると、とても悲しい気持ちになります。9日間の体験を通じて、メディアで報道されること、本で読むことは全て実際に起こっている現実なのだということを実感できるようになったとともに、自分は本当に自然が好きなのだということを再確認することができました。

詳しくはPDFにてご覧いただけます。(PDF:244KB)

調査の紹介
研究者とボランティア分担して調査を行う
研究者とボランティアで
分担して調査を行う
 イルカを追っていると、食事をしている場面に出くわすことがあります。イルカが食事を終えたのを見計らって食卓となっていた場所に近づくと、海面下にきらきらと銀色に光るものが流れています。これは餌となった魚の鱗でFish Scale採集係がネットで採集します。素早くネットを海に浸すと鱗が取れるのですが、海の流れによる圧力に押されないように、またきちんと深さを鱗に合わせてネットを浸すのは至難の業で、担当したボランティアメンバー二人はかなり苦戦していました。採集された鱗は、以前調査地で採集された鱗と照らし合わせることでイルカがどのような魚を摂取しているのかを知ることができます。


2007年参加者による報告会・修了式

宮原社長と参加学生
宮原社長と参加学生
 2007年10月23日、「日本郵船ネイチャーフェローシップ」参加学生の報告会および修了式を開催しました。
 当日は当社宮原社長より学生へ修了証が手渡された後、参加学生によるプロジェクト報告が行われました。

日本郵船ネイチャーフェローシップ」プロジェクト修了式 前列左から
アースウォッチ・ジャパン事務局長 小林俊介(こばやしとしすけ)氏、
同理事長 難波菊次郎(なんばきくじろう)氏、
草刈隆郎会長、宮原耕治社長、
日本フィランソロピー協会理事長 高橋陽子(たかはしようこ)氏

2007年キッズイベント開催

オリジナルエコバッグを作りました
オリジナルエコバッグ
を作りました
先生は大学生「ペンギンは寒いところが苦手なんだよ」
「ペンギンは寒いところが
苦手なんだよ」
 07年11月11日、当社歴史博物館にて小学校4〜6年生を対象にした「イルカ・ラッコ・ペンギン・マナティーおもしろ教室」を開催しました。
 参加学生がプロジェクト内容や訪問した国、海の動物のおもしろ知識を子どもたちに伝えました。

 また、参加学生も子どもたちも一緒にオリジナルエコバッグを作り、楽しみながら海の大切さについて考えました。

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