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【特集】多様な人材とともに拡大する日本郵船グループ

【特集】多様な人材とともに拡大する日本郵船グループ 〜多様化する事業 多様化する人材〜【特集】多様な人材とともに拡大する日本郵船グループ 〜多様化する事業 多様化する人材〜

2010年、日本郵船は創業125周年を迎えます。「モノ運び」を通じて世界中の人々の豊かな生活を支えるため、グローバルに事業を展開。それに伴い、日本郵船グループで働く人材も拡大、多様化してきました。これからも世界中から必要とされる企業であるために、安全・確実な「モノ運び」で社会に貢献していきます。

多様化する事業

生産性の向上、物資需要の増大、グローバル化など、20世紀初頭から今日に至るまでの世界情勢の変化に伴い、物流企業への期待と責任はより大きなものとなっていきました。日本郵船は、この期待と責任に応えるため、海運はもちろん陸・空における物流や、その周辺サービスの拡充を進めてきました。「モノ運び」を通じて、人々の豊かな生活を実現するために、これからも多くの「価値」を届けるための事業を展開していきます。

海洋事業の拡大

近年、原油価格の高騰により、海洋鉱区、とりわけ深海や大深海での油田・ガス田開発が活発化。これに伴い、海洋掘削設備や生産設備など海洋事業に注目が集まっています。このようななか、日本郵船は2008年に海洋事業グループを設置。2009年6月には、協力会社とともにブラジル国営石油会社PETROBRAS社へ出資を行い、大水深掘削船(ドリルシップ)事業に参画しました。これまで培ったノウハウを活かし、輸送などの下流部門に加えて、生産・貯蔵・受入などの上流・下流部門へと海洋事業を拡大しています。

海洋事業の流れ
船を定点に留め続ける技術の展開
投入されるドリルシップの類型船

水深1,500mを超える大水深海域での油田・ガス田掘削は、掘削設備の係留および掘削が難しく大きな課題となっていました。日本郵船グループは、(独)海洋研究開発機構が所有する地球深部探査船“ちきゅう”の運航管理を通じて、「絶えず変化する海上で、数カ月にわたり船を定点に留まらせ続ける」ためのノウハウを蓄積。このノウハウを活かすべく、2009年6月に日本郵船はPETROBRAS社向けドリルシップ(2012年1月竣工予定)を保有するEtescoDrillingServices,LLC社へ出資参加しました。このドリルシップは、最長20年にわたり水深約3,000mまでのブラジル沖海域で掘削作業を行う予定です。

生産から輸送まで、一貫したサービスの提供
FPSOの仕組み

日本郵船は、原油やLNG、LPG輸送を通じて蓄積した危険物荷役や船舶管理のノウハウを活かし、FPSO※1やFSRU※2など海洋事業の上流・下流部門への本格的な進出を目指しています。原油・ガスなどの資源の洋上生産・貯蔵に参画することで、これに係わる周辺輸送へのビジネス拡大など、輸送事業とのシナジー効果や、お客さまやパートナーとの関係性強化にもつながると考えています。

※1 FPSO
海底油田・ガス田から原油・ガスを生産・貯蔵し、直接輸送船へ積み出す浮体式設備。

※2 FSRU
輸送されたLNGを消費地近くの沖合いで受け入れ、気化してから消費地に送る浮体式設備。


多様化する人材

日本郵船は1885 年の創業以降、世界大戦やオイルショック、プラザ合意後の急激な円高など、都度、事業の根幹に係わる大きな構造転換を求められる激動の時代を過ごしてきました。そのような中、日本郵船が今日まで成長できたのは、多様な人材による支えがあったからといえます。BRICsなどの新興国の発展による、多様な価値観を伴ったグローバル化に対応するため、これからも日本郵船グループの人材力を活かした質の高い事業・サービスを進めていきます。

日本郵船グループを支える多様な人材

性別・年齢・国籍を問わず活躍するステージがあります

三等航海士
山本 梨恵子
Rieko Yamamoto

私が入社した2007年には、既に4名の女性海上社員の方々が船の現場で活躍されていました。船ではさまざまな国籍、年齢の人が一緒に働いており、船員になった経緯もまたさまざまです。性別はこれらの個性の1つで、女性であることを意識し過ぎることなく仕事ができます。先輩の男性、女性海上社員の方々をはじめ周囲の皆さまの努力でこのような環境が整えられていることに日々感謝しています。

中列左から4人目
さまざまな国籍からなる訓練生に安全運航の大切さを教えています

NYK Shipmanagement Pte,Ltd.
Maritime Training & Human Resources
キャデットシップインストラクター

船長 オアンカ・コドルト
Oanca Codrut

2008年9月からNYKキャデットトレーニングシップのインストラクターを務めています。私たちの目標は「NYKマリタイムカレッジ※1」のコンセプトのもと、誠意・創意・熱意をもってさまざまな国籍のキャデット※2を訓練し、優秀な船員を育成することで、NYKフリートの安全運航を達成することです。私たちの仕事が日本郵船グループの成長の一助となることを望んでいます。

※1 NYKマリタイムカレッジ
安全運航のために必要な知識・技能を定めた日本郵船の船員教育制度。

※2 キャデット
船舶職員(航海士・機関士)の資格を取得するために乗船する訓練生のこと。

NYKグループ・バリュー『誠意・創意・熱意』
NYKグループ・バリュー3I's世界大会の様子

「誠意・創意・熱意」という言葉で表されるNYKグループ・バリューは、日本郵船グループ社員全員が持つべき価値観です。社員一人ひとりの人間力を高め、より強い組織を築くことが目的です。この価値観を共有し伝え続けていくために、世界各地でさまざまなバリュー活動を行っています。2009年11月には、世界各地のバリュー事例を紹介する世界大会を東京で開催し、その機会に国内外のグループ社員たちが日本郵船グループのバリューについて、語り合いました。


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