経営課題(マテリアリティ) リスクを持続的成長の原動力と捉える

安全

安全で確実な運航のために地道な努力で他社と差別化

当社は132年にわたり安全運航の徹底に取り組んできました。お客さまの荷物を安全かつ確実にお届けすることは、当社グループにおける最大の使命です。万一、事故が起きるとお客さまの信頼を失うだけでなく、環境や経済活動にも影響を及ぼしかねません。

当社では、遅延時間ゼロを目指し安全運航を担うパートナーとの連携や訪船活動など地道な取り組みにより、船陸一丸で安全・確実な運航に努めています。また、ビッグデータの活用と船員の持つ高度な技術力で差別化を図り、新たなビジネスチャンスにつなげています。

リスク 事故を起こすことによる
● 環境汚染 ● 船舶損壊
● 信頼失墜 ● 経済活動への支障
● 労働災害
チャンス ● 信頼向上
● 外部評価の向上
● 新たなビジネスチャンス
マテリアリティと競争力の源泉

環境

持続可能な社会に向けて地球に優しい運航を徹底

グローバルに事業活動を行う当社グループにとって、地球環境問題への対応は最重要課題の一つです。当社グループでは、2001年に環境方針、2005年に環境経営ビジョンを制定しました。環境と経済のベストバランスを目指し、企業価値の向上を図ります。

地球温暖化の原因となるCO2の排出量を当社グループでは環境経営指標と定め、船舶から排出されるトン・キロメートルあたりのCO2排出量を船種別に管理しています。さらに、ビッグデータを活用した最適運航や環境に優しい船舶の開発などの取り組みを通じ、 CO2排出量の削減に努めます。

リスク 規制対応の遅れによる
● 事業活動停止
● 対応コストの増大
● 信頼の低下
チャンス ● 燃料消費量の低減によるコスト抑制
● 環境先進性による差別化
● イノベーションの具現化

環境経営指標によるCO2排出量と改善率

※自動車専用船は重量/容積比率が小さいため、指標が大きくなる

※グラフの数値が減少するとトン・キロメートルあたりの排出量が改善したことになる

※2010年度を基準としたCO2排出量の改善率

人材

多様な人材が活躍する職場環境を実現

当社グループが幅広い事業をグローバルに展開するためには、優秀な人材の確保・育成が必要です。当社グループ社員数は5万人を超え、多様なバックグラウンドを持つ社員がその能力を最大限に発揮できるよう働き方改革に取り組んでいます。システム基盤のクラウド化やワークライフバランスの推進、女性活躍推進、健康経営などに取り組み、生産性向上と競争力強化を図っています。

さらに、会社を支える人材を育成するため、海上・陸上双方で独自の研修プログラムを設け、成長しながら働くことのできる環境づくりに取り組んでいます。

リスク 優秀な人材の不足による
● 企業競争力の低下
● ビジネスチャンスの逸失
● 技術力の低下
チャンス ● ノウハウの蓄積による競争優位性の確立
● 多様な人材による新たな価値創出
● イノベーションの推進
● ハイリスク貨物(原油・LNGなど)への高い対応力
日本郵船グループ地域別社員数割合(連結)


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